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Ⅱ 心臓や呼吸が止まってしまったら……(1)

 

心臓や呼吸が止まった人の治療はまさに1分1秒を争います。
心臓や呼吸が止まった人の命が助かる可能性は、その後約10分の間に急激に少なくなっていきます。
このようなとき、まず必要なことは「すぐに119番通報する」ことです。
119番通報が早ければ早いほど、病院に早く到着できます。
また、病院に到着するまでの間も、救急隊員による救急処置をより早く受けることができます。
しかし、それだけでは十分ではありません。救急車が到着するまでには全国平均で6分間以上かかります。
もし、救急車が来るまで手をこまねいていては、助かる命も助けられないことになります。
そこで、そばに居合わせた人による救命処置が必要になるのです。

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