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スポーツドリンクとは
◎大量に汗をかくときは、塩分補給も必要
少量の汗の時は、塩分がほとんど失われないため、水やお茶による水分補給で十分ですが、大量に汗をかく場合(体重の2%以上)は、水分と同時に塩分も排出します。
その場合水だけの補水ですと、体液が薄くなり、これ以上体液を薄めないように、のどの渇きが止めてしまい補水欲求が低下します。
さらに、体液の調整を行おうと尿などで水分を出そうとして、より水分が不足する事態になります。
スポーツ飲料にはナトリウム等の電解質が含まれていて、体液が薄くならないために、水に比べて多く飲むことができます。
水やお茶とスポーツ飲料で水分摂取量に差が出るのは、このような理由があります。
熱中症を防ぐために「ナトリウム」がある程度の量含まれているドリンクを選ぶと良いでしょう。
40~80mg/100ml程度のものを選ぶと良いでしょう。
◎甘すぎると吸収が遅くなる
糖分の濃度が高いと水分の吸収が遅くなります。
2.5%位(2.5g/100ml)の濃度が一番吸収が早くなりますが、一般的には5%以下が適していると言われています。
※ 「糖濃度」は栄養成分表示100ml当たり「炭水化物 4g」などの表記が参考となります。
水分補給用のドリンクは、糖濃度(炭水化物)は低め(5g/100ml以下)、ナトリウム濃度は高め(40~80mg/100ml程度)が適していますが、市販のスポーツ飲料には糖濃度の高い品も多く、夏の水分補給には、氷で薄めて調整すると、冷えて飲みやすく多く摂取しやすくなります。
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